水道直結型ウォーターサーバーとは?メリット・デメリットをわかりやすく解説!
目次
注目度抜群の水道直結型ウォーターサーバー
ここ最近、CMなどの影響で水道直結型ウォーターサーバーが人気を集めています。
水の定期配送や補充が不要な点が評価されているほか、綺麗に浄水された水が飲み放題になるので、料金的にもお得だと評判です。
2019年の段階では、ウォーターサーバーの利用経験がある人は1割に及び、その中でも指導直結型を使用している人は約9%になります。
参照: [25205] ウォーターサーバーの利用に関するアンケート調査(第10回)
「ご家庭にミルクが必要な赤ちゃんがいる」「料理に美味しいお水を使いたい」など、ウォーターサーバーを使う理由は様々で、使い始めると手放せなくなってしまうという声も多いのだそう。
今回は、水道直結型ウォーターサーバーの特徴やメリットデメリット、料金や口コミをまとめてご紹介します!
水道直結型ウォーターサーバーとは?
水道直結型ウォーターサーバーとは、その名の通り水道の水を浄水して使用することができるウォーターサーバーです。
メーカーとしては、ウォータースタンドや楽水、キララフレッシュサーバーなどが有名です。
定期的に水のボトルが届いたり、自分で重たいボトルを付け替えることもなく、サーバー代だけで美味しい水が飲み放題なのが人気の秘訣となっています。
水道直結型ウォーターサーバーの水の味や安全性は?
日本の水道水は世界の中でもトップレベルに安全で美味しいと言われています。
しかし、水道水には配管の鉛や鉄サビ、浄水段階で利用される塩素などが含まれる可能性が出てきてしまいます。
これが原因で水の味が悪くなったり、体に入れるのが怖いという理由でウォーターサーバーを利用する人が増えてきたのが現状です。
水道直結型ウォーターサーバーは、フィルター等で残留塩素やウイルス、沈殿物を取り除く働きがあるので、美味しく安全に水道水を飲むことができます。
さらに、逆浸透膜(ROフィルター)というフィルターを通すと、さらに細かくヨウ素や放射線物質などの不純物を取り除くことができるので、水道水を純水にまで浄化できるのです。
水道直結型ウォーターサーバー利用者の口コミ
水道直結型ウォーターサーバーを利用している人の口コミをチェックしてみると、以下のようなコメントが確認できました。
・ボトル交換型ウォーターサーバーより安い
・水が綺麗になったら炊くお米の味も美味しくなった
・ボタン1つですぐお湯が出るのが便利
しかし、水道直結型ウォーターサーバーは生活必需品ではありません。
普通の浄水器やウォーターサーバーなどの選択肢もあるので、導入するべきかどうか迷っている人も多いことでしょう。
そんな人は、水道直結型ウォーターサーバーのメリット・デメリットや他社ウォーターサーバーと比較検討をした上で、自分の生活スタイルに合っているかをチェックしてみてください。
水道直結型ウォーターサーバーのメリット・デメリット
水道直結型ウォーターサーバーのメリット1.料金が安い
水道直結型ウォーターサーバーは、だいたい月額3000円前後からレンタル可能です。
レンタル代を支払うだけで、美味しく浄水された水が飲み放題になるので、ペットボトルを購入するよりもお得になる可能性が高くなります。
水道直結型ウォーターサーバーのメリット1.ボトル交換が不要
通常のウォーターサーバーだと、ボトルの水が空になると重たい水を運んで設置し直す必要がありますが、水道直結型ウォーターサーバーの場合はその手間が省けます。
また、水の消費が追いつかずに家に水のボトルが溜まっていくということもないので、スペースを気にする必要がありません。
水道直結型ウォーターサーバーのメリット3.飲み放題&使いたい放題
先ほどご説明したように、水道直結型ウォーターサーバーは飲み放題なので、お米を炊いたり料理に使うこともできます。
ボトル交換型のウォーターサーバーでたくさん水を使うと減りが早くてもったいなく感じますが、水道直結型ウォーターサーバーの場合はその点をあまり気にしなくていいのがメリットです。
水道直結型ウォーターサーバーのメリット3.熱湯がすぐに出る
水だけを飲むなら浄水器でもいいと思うかもしれませんが、ほとんどの水道直結型ウォーターサーバーは熱湯がすぐに出てきます。
浄水器の場合は、浄水した水を再度沸騰させる必要がありますが、水道直結型ウォーターサーバーの場合はレバーを押すだけで熱湯が出るので、カップ麺やインスタントコーヒーも簡単に作れるのでとても便利です。
水道直結型ウォーターサーバーのデメリット1.導入コストがかかる
水道直結型ウォーターサーバーを導入するに当たって、水道管とサーバーをホースで繋げる工事が必要となります。
大体5000円から15000円が費用の相場となりますが、業者による作業が必要になるので、ボトルをセットするだけで使えるウォーターサーバーに比べるとデメリットに感じます。
水道直結型ウォーターサーバーのデメリット2.ホースが邪魔になる
上記のように水道管とサーバーをホースでつないでいるため、そのホースがうまく収納できない場合は邪魔だと感じる人も多いようです。
配線をスッキリさせたい人は、ホースが不要の浄水器やボトル交換式のウォーターサーバーの方が合っているかもしれません。
水道直結型ウォーターサーバーのデメリット3.設置場所が限られている
ボトル交換型ウォーターサーバーは、コンセントさえあれば設置場所を選びません。
しかし水道直結型ウォーターサーバーは、水道と繋げる必要があるため必然的に水道の近くに設置することになります。
中には離れた場所に設置することができるサーバーもあるようですが、ホースが邪魔になってしまうので注意が必要です。
寝室やリビングで使用したい方には、水道直結型ウォーターサーバーは不向きでしょう。
水道直結型ウォーターサーバーのデメリット4.災害時用の備蓄にはならない
ボトル交換式ウォーターサーバーは、ボトルをいくつか家に備蓄しておけば災害時の備えになります。
災害時の備えとしてウォーターサーバーを契約する人もいるので、多少コストがかかっても災害時の備蓄にしたいと考える人は、水道直結型ウォーターサーバーよりもボトル交換式ウォーターサーバーがおすすめです。
「ボトル交換型」or「水道直結型」
ウォーターサーバーの導入を検討するとき、多くの人が「ボトル交換型ウォーターサーバー」「水道直結型ウォーターサーバー」「浄水器」のどれを選ぶか迷ってしまいます。
ここからは、「設置方法」「料金」「メリット」「デメリット」の観点からそれぞれの特徴やメリットを比べてみましょう。
ボトル交換型ウォーターサーバーの設置方法
ここでのボトル交換型ウォーターサーバーとは、プレミアムウォーターやコスモウォーターをはじめとした、水のボトルを定期配送で購入する方式のものを指します。
メーカーによって多少の違いはありますが、まずサーバーと水のボトルがが宅配便や業者によって送られてきます。
サーバーを自分の設置したいスペースに置いて、水のボトルを設置し、コンセントをさして電源を入れるたら設置は完了です。
水のボトルをセットする場所は、機械の上に設置したり下から設置したりとメーカーによって違うので確認しましょう。
ボトル交換型ウォーターサーバーの料金相場
ボトル交換型ウォーターサーバーの水(ボトル)は大体1本15〜25L前後で、1000円〜2000円くらいの価格帯です。
500mlのペットボトルに例えると70〜80円くらいの値段なので、コンビニや自動販売機でペットボトうを買うよりは安く水を飲むことができます。
水の種類は天然水とRO水があり、RO水の方が基本的にリーズナブルです。
ボトル交換型ウォーターサーバーを利用するメリット
設置がとても簡単であることは、ボトル交換型ウォーターサーバーの大きなメリットです。
水道直結型ウォーターサーバーや浄水器の場合には簡単な設置作業が必要になったり、初期費用が必要となる場合があります。
しかし、多くのボトル交換型ウォーターサーバーは、届いたものを好きな場所に置いてコンセントをさすだけで設置が完了。
初期費用がほぼかからない場合が多いのが魅力です。さらに、RO水や天然水など水の種類を自分で選べます。
ボトル交換型ウォーターサーバーを利用するデメリット
ボトル交換型ウォーターサーバーのデメリットは、月々にノルマ(最低注文本数)が設けられている業者が多いところ。
一人暮らしだと飲みきれず、配送頻度を調整するのも忘れて、家にどんどんボトルが溜まっていくというケースも少なくありません。
また、水の配送に送料がかかったりもするため、長い目で見ると水道直結型ウォーターサーバーや浄水器の方がコストパフォーマンスが高い可能性もあります。
ボトル交換型ウォーターサーバーはどんな人に向いている?
ボトル交換型ウォーターサーバーは設置が簡単なので、引越しの予定がある人でも気軽に契約できます。
また、天然水や水素水のボトルも利用できるので、水の成分にこだわる人にもおすすめです。
最近は携帯や電化製品を買った際のキャンペーンや、ショッピングセンターでのブース等で見かけることも多いので、購入前に直接スタッフに説明を受けられる点も魅力的です。
「水道直結型」or「浄水器」
ここでいう浄水器とは、トレビーノの様に蛇口に取り付けるものやポット型のものを指します。
浄水器の設置方法
浄水器は、ホームセンターや通販でも気軽に購入することができ、説明書に従えば簡単に取り付けることができます。
※蛇口に取り付ける場合は、念のため自宅の蛇口の大きさを測っておく必要があります。
ポット型のものは、水を入れて注ぐだけで浄化された水が出てくるので、導入のしやすさだけでいうと今回紹介している中ではナンバーワンです。
浄水器の料金
料金は、一般的に蛇口取り付け型で2万円前後、ポット型で4000円前後となっています。
使用頻度にもよりますが、浄水器はどちらも3〜5ヶ月ごとにカートリッジの交換が必要となります。
カートリッジの交換は原則自分で行うことになりますが、基本的には簡単にできるので大きな負担は感じません。
浄水器を利用するメリット
浄水器を使うメリットは、初期費用の安さと解約金が発生しないところでしょう。
水道水の味が気になるなと思った時に、ウォーターサーバーを契約するよりも、まずは数千円で数ヶ月のみ使える浄水器を買う方が気軽に始められます。
また、ウォーターサーバーは解約金などの関係で解約しづらいケースもありますが、浄水器は一度購入すれば解約料金は発生しません。
浄水器を利用するデメリット
浄水器のデメリットは、カートリッジの交換が必要な点と熱湯が出ない点です。
カートリッジの交換のタイミングがわからずに、いつの間にか浄水機能が弱まっているケースも珍しくありません。
また、ウォーターサーバーは90℃前後の熱湯が出ますが、浄水器は水かお湯しか出ないので、カップラーメンなどを作る際はお湯を沸かす必要があります。
浄水器はどんな人に向いている?
浄水器はとにかく導入がしやすいため、まずは軽く試してみたいという方におすすめです。
契約や工事も必要ないため、水道直結型ウォーターサーバーよりも導入のハードルが低いと言えるでしょう。
水道直結型ウォーターサーバーは賃貸でも利用できる?
水道直結型ウォーターサーバーは工事が必要なため、賃貸物件に導入できるのか不安になりますよね。
結論から言うと、賃貸物件に水道直結型ウォーターサーバーを取り付けることは可能です。
修復可能な工事なので、敷金から引かれることも基本的にありません。
しかし、引越しのタイミングで解約金や引越し費用がかかる事があるので、引越しの予定がある人は事前の確認が必要です。
まとめ:水道直結型ウォーターサーバーが向いているのはこんな人!
水道直結型ウォーターサーバーは、月額費用の変動が少なく、水の消費量を気にせず使える点が大きなメリットです。
ただし、設置には工事が必要で、浄水器やボトル型ウォーターサーバーと比較するとやや初期費用がかかるため、手軽にウォーターサーバーを試してみたい方には少々不向きかもしれません。
しかし、中には「ウォータースタンド」など、お試し期間を設けている水道直結型ウォーターサーバー業者もあります。
この記事を読んで、水道直結型ウォーターサーバーが自分に合っていると感じたら、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょう。